
オルセー美術館展2010「ポスト印象派」を見てきた。印象派ってなんかボヤッとしたヘタクソな絵ばかりなんだよねーと思って見ていた。美術史的には革新的だったことは知識としては知っているが、印象としてはそんな感じだ。それが段々進んでいくとナビ派というのがあり、ちょっと暗くて装飾的でかわいい。モーリス・ドニが気に入った。
さらに進むと今回展示されていることを全然知らなかったルドン『目を閉じて』とモロー『オルフェウス』があって、一気に気分が盛り上がった。人が多いので後ろから見ることが多かったが、ここは前の方でじっくり見てきた。モローは華麗で奇抜というだけではなく、肌色がとても美しい。
今日行った一番の目的はトークセッションの
陽月華女史を見ることだ。ショー・ビジネスつながりで
ムーラン・ルージュを描いたロートレックの『黒いボアの女』(上の画像)が気に入っていて、こういう力強い女性は宝塚にはたくさんいるとのことだ。
首から肩のライン、肩の後ろ、肩から腕にかけての窪み、腕の曲線、横顔、ななめ顔など、最前列でじっくり見てきた。夏らしいワンピースで、靴がキラキラ輝いていた。前から思っていた通り、表情と身振りが面白い。どんな芸術も自然の創造物にはかなわない。