宙組『カサブランカ』を観た。期待以上とは云わないまでも、映画の感動で脳内補完してグッと来た。リックとイルザのデュエットは両方いい曲だった。
映画よりミュージカルの方が長く、膨らませているはずなのに、リックとイルザの楽しく幸せだった様(イルザが立ち直って笑っている様)がカットされていた。こここそ正塚晴彦や齋藤吉正のようなデートシーンがあってもいいのに。映画を見たからそう思ったけど、これはそういう演出なのかもしれない。パリ陥落の別れ際があっさりしすぎで、最後の一番いいところは二人の距離が離れていて、必死さや苦悩は伝わって来なかった。誰がというのではなく、全体的に台詞が早口に感じる。今回だけではないが、小池修一郎の歌詞は悪くはないが普通すぎると思う。誰でも理解できるようにわざとそうしているのだろうけど、説明的すぎて、いい歌詞だなあと思うことは少ない。一観客として自分のことは棚に上げて勝手に書いているだけだが。けなしているようだが、最近の宝塚の中ではかなりよかった。
大道具で車を使えるなら『薔薇に降る雨』でも使えばよかったのに。予算の都合なのだろう。
マジー(マギーではない)に似ている人がいたのだが、本人かな。検索してみたら身長180cmらしいから本人かも。